未来を形作るような企業群が知りたいよ
そういった要望には2020年発刊『SB新書 2025年を制覇する破壊的企業』を勧めます
2025年を制覇する「破壊的な技術」を持つ企業群を紹介する書籍
11の企業群
当書籍においては、2025年を制覇する企業群として下記が挙げられています。
- Google:「検索という行為」自体が不要の世界へ
- Amazon:現実世界の街へ進出
- Facebook (現META Platforms):人間同士を繋ぐスーパーアプリ
- Apple:iPhone経済圏への囲い込み
- NETFLIX:個人の嗜好に合わせた映像配信
- Microsoft:都市OSの獲得
- TESLA:社会問題の解決とワクワク感の両立
- Impossible Foods:ベジタリアンにも「お肉を食べた感」
- Robinhood:売買手数料ゼロで、ゲーム感覚の投資
- CrowdStrike:「機器の常時ネット接続」を前提としたセキュリティ
- Shopify:脱 電子商取引(EC)プラットフォーム
各企業は、それぞれが「確固たる世界観」を持って未来を制覇しようとしています。
企業としての「あるべき姿」が明確なんだね
こちらのページで紹介した書籍『問題発見プロフェッショナル』で出て来た考え方ですね
下記、いくつかの企業についてもう少し考えてみましょう。
1.Googleの「検索という行為自体が不要の世界へ」って、どういう世界観?
検索する前から「知りたいのは、これでしょ?」と紹介してくれる世界観です
どうやってそんなことを可能にするの?
Googleに蓄積されたデータの活用です
9.Impossible Foodsは何の会社?
大豆など「植物由来の肉」を作成する会社です
ベジタリアンの人もお肉を食べることを「我慢」しなくても良くなるんだね
「肉食をせずにお肉を食べたい」という我慢を解決した企業です
11.Shopifyは何の会社?
自前で電子商取引(EC)サイトを作る企業です
Amazonや楽天に頼らないで電子商取引(EC)をするってこと?
Amazon等では出来ない、自由なカスタマイズ性が特徴です
「ブランドらしさ」の確立とか、そういった問題を解決してくれるんだね
「Amazonの画面でエルメスが販売」されていたら、どうしても安っぽい印象を抱いてしまいますよね。Shopifyなら、その問題を解決できます
個人に求められる素養
現代は、上記に挙げた11の企業群を含む、破壊的な企業が多数登場している時代です。
こういった破壊的な企業群が登場する時代に、個人にはどのような素養が求められるでしょうか?
筆者の山本康正さんは、下に挙げる5つのスキルセットを提唱しています。
- 英語
- 財務
- データサイエンス
- プログラミング
- ビジネスモデルの理解力
3.データサイエンスって?
統計学などの知識です
大量のデータを扱うための学問ってことだね
「Data is new oil」と言われる世界において、必須の知識です
5.ビジネスモデルの理解力って?
企業が、どうやってお金を稼いでいるかを見抜く能力です
これら5つの能力を、すべて高いレベルで身につけることは非常に困難だと思われます。
従って「このうちのいくつかの能力を、自分なりの武器として身に付ける」といった温度感が現実的になります。
自己研鑽が求められる時代だね
厳しくも、ダイナミックで興味深い時代になりました
あなたの行なっている業務は、上記の5つのスキルを含んでいますか?
あなたの働いている企業では、上記の5つのスキルをはじめとした自己研鑽が奨励されていますか?
その答えが「NO」だった場合、1つの選択肢として転職を考えることも必要かもしれません。
時代は大転職時代へ
現代は、多様かつ高速の変化が生じる世界です。「終身雇用」「右肩上がり」の概念は崩れ、自分の身を守ってくれる存在は自分自身しかいません。
転職にはリスクを伴いますが、転職活動にはリスクがありません。御自身の「転職市場での価値」を知っておくことは、今後の社会を生き抜く第1歩となります。
これを機に、ぜひ転職エージェントに登録してみてください。