未来を予想するにあたって、インターネットに続くトレンドが知りたいよ
そういった疑問には2016年発刊『NHK出版 インターネットの次に来るもの』という書籍を勧めます
インターネットに続いて未来を形づくる、12個の不可避なトレンドについて書かれた書籍
次なるトレンド
インターネットの次に来るトレンドとして、以下の12個が挙げられています。
- Becoming:気付きづらい、漸進的な変化の連続体
- Cognifying:あらゆるプロセスの知能化
- Flowing:デジタル経済は「自由に流れるコピーの川」
- Screening:平らな表面は、何だって閲覧用スクリーンに
- Accessing:すぐに借りることが出来るなら、所有する必要は無い
- Sharing:シェアという「新しい基本通貨」
- Filtering:途方もなく増える選択肢を選別
- Remixing:経済成長は「既存資源の再編成」で達成される
- Interacting:デバイスに感覚を加えると、相互作用が実現される
- Tracking:センサーの小型化に伴い、トラッキング技術が進む
- Questioning:答えは無料で検索できるから、質問にこそ価値がある
- Becoming:現代は「大いなる変化の始まり」の段階
また、破壊的なテクノロジーの起点は「パソコン ➡︎スマホ ➡︎VR」という変遷をたどる、とされています。
12個のトレンドからみえる未来
12個のトレンドの結果、どんな未来が想定されるの?
「知能化されたロボット」の台頭です
知能化されたロボットの台頭により人間とロボットの労働関係は、下記の4種類に分類されていくと考えられます。
- 人間も出来るが、ロボットの方が優れる
- 人間には出来ず、ロボットには出来る
- 人間が想像もしなかった仕事
- 最初は、人間にしか出来なかった仕事
「ロボットと競合する仕事」に対して、どんな気持ちになるだろう
下記のような変遷をたどると考えられます
- ロボットに、僕の仕事は出来ない
- 出来るね。でも、僕は何でも出来る
- 故障したら、僕が必要だ
- 新しい仕事は、教えないと
- 最初から人間の仕事じゃなかったのさ
「ロボットと競合する仕事」の未来は、厳しそうだと言わざるを得ないね
人間の未来は「人間でないと困る仕事」にありそうです
現実に、SoftBank World 2021において、ソフトバンクグループ創業者の孫正義氏はスマートロボットの台頭を宣言しています。
スマートロボット、つまり「知能化されたロボット」と人間の競争は、実は、すでに始まっているのです。
あなたの仕事は、知能化されたロボットが台頭する時代にも必要とされる職務ですか?
その答えが「NO」だった場合には、転職を考えることも1つの選択肢かもしれません。
時代は大転職時代へ
現代は、多様かつ高速の変化が生じる世界です。「終身雇用」「右肩上がり」の概念は崩れ、自分の身を守ってくれる存在は自分自身しかいません。
転職にはリスクを伴いますが、転職活動にはリスクがありません。御自身の「転職市場での価値」を知っておくことは、今後の社会を生き抜く第1歩となります。
これを機に、ぜひ転職エージェントに登録してみてください。