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【時間は有限】企業の次なる主戦場【アテンション】

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博士くん

企業の「次なる主戦場」が知りたいよ

窓口さん

そんな懸念には2016年発刊『飛鳥新社 アテンション』を勧めます

どのような書籍か

企業の次なる主戦場はアテンション(注目)の奪い合いだ、と提唱した書籍

企業の次なる主戦場

企業の次なる主戦場は「アテンション(注目)の奪い合い」です。

SNS全盛のこの時代、アテンション(注目)を制するものが、夢も市場も手に入れます。

博士くん

「インフルエンサー」という言葉も、SNSの台頭と共に登場したね

情報過多の現代において、最終的に稀少となる資源は「一人ひとりの可処分時間」です。

博士くん

どれだけ便利な世の中になっても24時間は増やせないからか

窓口さん

可処分時間は、大きく「暇つぶし」と「自己投資」に注がれます

アテンションのきっかけ7種

「人間が何かに注意を払う際のきっかけ」として、下記が挙げられます。

  1. 自動:安全と生存に関わる感覚
  2. フレーミング:相手が受け入れやすくなるように、見せ方を変える
  3. 破壊:予想を裏切る
  4. 報酬:報酬に対する欲望を作動させる
  5. 評判:信頼性と価値
  6. ミステリー:解決していない謎を巧みに使う
  7. 承認:人々の「自分を評価し、共感してくれるアイデアに注目する」という特性を利用する

当ページでは、特に2.フレーミング7.承認について詳しく考えていきましょう。

フレーミング

フレーミングは、マーケティングにおいても利用される手法です。

こちらのページで紹介した日本有数のマーケターである森岡毅さんは、このフレーミングを利用して築70年の「西武園ゆうえんち」を再建しました。

博士くん

どうやったの?

窓口さん

古くささを「古き良き日本」にフレーミングしました

博士くん

昭和のレトロ感を満喫できる場所にしたんだね

窓口さん

売上はコロナ前の13倍。流石の仕事ぶりです

西武園ゆうえんちの再建は「見せ方」を変えることの意義を示した、素晴らしい事例です。

承認

承認とは、他者から「気付かれたい」「認められたい」「理解されたい」という心の欲求です。

この心の欲求には、下記の3通りがあると言われています。

  • 認知:あなたと、あなたのメッセージが存在することへの同意
  • 評価:自分という人間と、その有意義な活動を評価してほしい、という感情
  • 共感:他者の要求と懸念を感じ取って、思いやりを示す能力
博士くん

SNSを想起する内容だね

窓口さん

企業活動としての「暇つぶし」の代表例です

博士くん

つい、見たくなってしまうんだよね

窓口さん

SNSは非常に巧妙に作成されています

博士くん

アルコールと同じで付き合い方が大事になるね

見据えるべきこと

こういったアテンションの奪い合いの時代に仕事をする上で、何を重視するべきでしょうか。

あなたの働いている会社は個人のアテンションに訴える製品やサービスを制作していますか?

その答えが「NO」だった場合には、転職を考えてみることも1つの選択肢かもしれません。

時代は大転職時代へ

現代は、多様かつ高速の変化が生じる世界です。「終身雇用」「右肩上がり」の概念は崩れ、自分の身を守ってくれる存在は自分自身しかいません。

転職にはリスクを伴いますが、転職活動にはリスクがありません。御自身の「転職市場での価値」を知っておくことは、今後の社会を生き抜く第1歩となります。

これを機に、ぜひ転職エージェントに登録してみてください。

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