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マネジメントとリーダーシップ【最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと】

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博士くん

リーダーシップとマネジメントの違いが分からないよ

窓口さん

そういった不安には2006年発刊『日本経済新聞出版社 最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』を勧めます

どのような書籍か

マネジメントを「部下それぞれの特色を発見し、業績につなげる仕事」、リーダーシップを「大勢の共感を見出して、活用する仕事」と定義する書籍

マネジメントとリーダーシップをめぐる疑念

現代は、どのような職務においてもリーダーシップやマネジメントが求められています。

博士くん

どの業界でも「リーダーの必要性」が叫ばれているね

窓口さん

同時に「適切なマネジメント」を行える人も必要とされています

しかしながら、多くの人々が下記のような不安を持っているのではないでしょうか?

博士くん

リーダーシップもマネジメントも、その「定義」が分からない

「あるべき姿」が明確でない状態では、目的地にたどり着くことは出来ません。

同様に「あるべき姿」を明確にしないと、リーダーシップやマネジメントの実力は身につきません。

窓口さん

一緒に「あるべき姿」を考えていきましょう

博士くん

こちらのページで紹介した書籍『問題発見プロフェッショナル』の考え方だね

マネジメント

素晴らしいマネジメントとは、部下それぞれの特色を発見し、有効に活用することで業績につなげる仕事です。

マネジメントを行うマネジャーについて類型すると、下記のようになります。

  • 凡庸なマネジャー:部下を型にはめ、作り変えようとする
  • 優秀なマネジャー:部下の個々の違いを感じ取る能力を持つ
  • 真のマネジャー:「部下の特性に基づく貢献」を引き出すために、職場環境を整える
博士くん

真のマネジャーは、部下から最大限の貢献を引き出せるんだね

窓口さん

必要に応じて、業績発表の仕方などの職場環境を整えることが出来ます

博士くん

大々的に表彰して欲しい人と、こっそり褒めて欲しい人がいるものね

真のマネジャーとして「部下の特性」を見抜くためには、どのような観点から部下を観察すれば良いのでしょうか。下記にまとめてみました。

  • 強みと弱み
  • やる気スイッチの引き金
  • 学習スタイル:分析思考型、行動型、観察型
博士くん

分析思考型って?

窓口さん

学習時間をたっぷり与えられた際に学ぶタイプです


博士くん

行動型は?

窓口さん

間違いも学習材料にしながら、行動で学ぶタイプです

博士くん

観察型は?

窓口さん

仕事の全体像を見る機会を与えられた時に学ぶタイプです。「経験豊富な社員の鞄持ち」をさせると学びます

優秀なマネジャーは、上記のような「部下の個性」を見抜くことには長けています。しかし、その個性を活かすために職場環境を整えることは出来ません。

一方で真のマネジャーは、部下の個性を見抜いた上で、その長所が活かされやすいように職場環境を整えることが出来ます。

リーダーシップ

素晴らしいリーダーシップとは、大勢の共感を見出して、活用する仕事です。

リーダーの目的は、人々の心を掴むことでより良い未来に向けて団結させることです。

博士くん

マネジメントは、対象が部下だったね

窓口さん

リーダーシップの対象は、より広範です

博士くん

「普通の人」を動かす重要性を説いていた人がいたね

窓口さん

こちらのページで紹介した日本を代表する人事の専門家 八木洋介さんですね

人々を団結させるためには、何らかの「きっかけ」が必要となります。

そのきっかけとなり得る「人間に普遍的な不安と欲求」を下記にまとめました。

  1. に対する不安 & 安全への欲求
  2. 部外者に対する不安 & 共同体への欲求
  3. 未来に対する不安 & 明確さへの欲求
  4. 混沌に対する不安 & 権威への欲求
  5. 無価値であることへの不安 & 敬意への欲求

この中で、特に「3.未来に対する不安 & 明確さへの欲求」が重要です。

それでは、人々はどのような分野に「明確さ」を求めるのでしょうか。下記にまとめました。

  • 誰のために働くか
  • 核となる強みは何か
  • 核となる尺度は何か
  • 今日できることは何か
博士くん

この4要素を明確に示すことが、リーダーへの第1歩ということだね

最後に

あなたの職場のマネージャーは、あなたが働きやすい環境を整えてくれますか?

あなたの職場では「誰のために働くか」「核となる強みは何か」「核となる尺度は何か」「今日できることは何か」が明確ですか?

あなたの職場では、マネジメントやリーダーシップが歓迎されていますか?

博士くん

歓迎されない職場なんてあるの?

窓口さん

黙って言われた通りにやれ、という職場は存在しますね

上記に挙げた質問への答えが「NO」だった場合には、転職を考えることも1つの選択肢かもしれません。

時代は大転職時代へ

現代は、多様かつ高速の変化が生じる世界です。「終身雇用」「右肩上がり」の概念は崩れ、自分の身を守ってくれる存在は自分自身しかいません。

転職にはリスクを伴いますが、転職活動にはリスクがありません。御自身の「転職市場での価値」を知っておくことは、今後の社会を生き抜く第1歩となります。

これを機に、ぜひ転職エージェントに登録してみてください。

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