森岡毅さんって、どんな人?
P&G出身のマーケティング専門家です
人の注目を集めるプロってことだね
満たすべき条件を明確化し「課題を設定」する能力
問題の明確な定義がリーダーの仕事だもんね
こちらのページで紹介した、書籍『問題発見プロフェッショナル』の考え方ですね
森岡毅さんとは
森岡毅さんは、著書『角川文庫 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』の著者として有名な、日本有数のマーケティング専門家です。
現在は株式会社 刀の創業者として、飲食店からリゾート開発まで様々な業態の顧客にマーケティング支援を行っています。
業態を問わずに成果を出すって、本当にすごい
核となる本質が共通しているためでしょう
その本質を身につけることが出来れば怖いもの無しだね
森岡毅さんの特性
森岡毅さんの卓越性を支える特性について考え続けた結果、森岡毅さんは「明確な課題設定力」の持ち主だという結論に至りました。
何を重視している人ってこと?
どういう条件下で、何を実現すればいいのかという着眼点です
森岡毅さんは、この課題設定力を中心として、下記の能力を高いレベルで発揮されています。
- 方策考案力
- 組織構築力
- 現場観察力
- 現場統率力
答えは現場にあるを地でいく人だね
眼前の現実から、どんな課題感を持てるかが重要ですね
このページで紹介した、書籍『イシューからはじめよ』でも似た考え方をしていたよ
このページで紹介した安宅和人さんですね。極めて優秀な人の考え方には共通点があると言えそうです
目標を、満たすべき条件に整理して「課題化」することで、具体的に方策を考えるための「焦点」が定まります。
具体的には、下記のような過程を経て物事を考えている、と推察されます。
- 目標の設定
- 明確な課題化
- 満たすべき条件の設定
- 方策の考案
- 方策の評価
- 断固とした実行
- 素晴らしい成果の実現
何事も目標ありきだね
ありたい姿を描くことは、公私ともに重要ですね
「断固とした実行」も目を引くね
描いた戦略を「絵に描いた餅」で終わらせないところに凄みを感じます
ここで現場統率力が生きてくる、と
「個人の時代」と言われて久しいですが、本質はやはりチームです
経営と数学の関係性
数学では満たすべき条件を考え、その条件のもとで関数の出力を最大化するという思考方法が頻繁に取られます。
森岡毅さんの経営に対する考え方は、この数学的な考え方に相通ずるものがあります。
例えば、下記です。
- 目標を、満たすべき条件に整理して課題化する過程 : 文章問題を数式化する過程
- 方策を評価しつつ考える過程 : 計算方針を評価しつつ考える過程
「経営を数学的に捉えている」という側面をとっても、森岡毅さんの手法の再現性の高さが分かります。
業界を問わず通用するはずだ
省人化や自動化が進む中にあってもアイデアを生み出す創造性は、人間の仕事として残っていくと想定されます。
いま働いている企業で、上述してきたような「課題設定力」は歓迎されていますか?
もしも、その答えが「NO」である場合、転職を考えることも1つの選択肢かもしれません。
時代は大転職時代へ
現代は、多様かつ高速の変化が生じる世界です。「終身雇用」「右肩上がり」の概念は崩れ、自分の身を守ってくれる存在は自分自身しかいません。
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