新しいアイデアを思い付くヒントが知りたいよ
そういった気持ちには2006年発刊『ダイヤモンド社 BCG流 非連続思考法』という書籍を勧めます
アイデアの着想は「驚き + 疑問」という2要素から生まれる、と提唱する書籍
新しいアイデアを思い付く
「何か、良いアイデア出して」って言われるんだ
そういう仕事の振られ方って困りますよね
新しいアイデアはどのように思い付くのでしょうか?
こちらのページで紹介した書籍『ブレーンハッカー』によれば、創造は下記の要素からもたらされる、と述べられています。
- 問題を定義する:問題を見極め、全体像や階層構造を理解する
- アイデアを借りる:同じ分野から借りれば「盗人」だが、全く違う分野なら「天才」
- アイデアを組み合わせる:「問題の定義」を接着剤にする
- アイデアを培養する:考えることを小休憩し、無意識の潜在意識に任せる
- アイデアを識別する:アイデアの短所を除去し、長所を伸ばす
- アイデアを育てる:1から5を繰り返す
当ページでは、1.問題を定義するについて別視点からの説明を試みます。
問題定義のヒントを教えてくれる、ってことだね
問題定義の元となるアイデアの着想は「驚き + 疑問」という2要素から生まれます
驚きには、下記の4通りが存在しています。
- 出現:現れたことに
- 消滅:消えたことに
- 既存:存在していたことに
- 不在:存在していないことに
この驚きを起点に、疑問を提起することが重要です
「消滅した(驚き)のは、どうしてだろう(疑問の提起)」っていうイメージだね
そのイメージです
「イシュー化の能力」と直結するね
こちらのページで考察した考え方ですね
「いま眼前にある現実を、どのような視点から切り出すか」が重要になる
何気なく過ごす日常の中から、どれだけのヒントを拾えるかの勝負です
すごい人にとっては、日常生活の全てがヒントになるんだね
極めて優秀な人々は、似た事柄を自分なりの言葉で表現していることが分かります
当ブログでは、その共通性が分かりやすくなるように説明していきたいね
勘を磨く
誰よりも先に「はっ」と気づく能力は、どのように磨いたら良いだろう?
「どんな疑問を見つけられるか」を創造的に組み立てていくイメージです
例えば、下記のようなテーマで考えられます。
- 驚き(出現):アフリカのケニアで「銀行口座を持たない人向けの金融サービス」が出現
- 疑問:なぜか?
- 答え:銀行網やATM網などが発達していないにも関わらず、携帯電話が普及したため
- 驚き(存在):ケニアに携帯電話が普及
- 疑問:なぜか?
- 答え:中国企業が格安スマホを月賦販売したため
- 驚き(存在):中国がアフリカに投資をしている
- 疑問:なぜか?
- 答え:今後の人口増加と経済発展が見込まれる地域だから
- 打つべき手:当社でもアフリカへの調査および投資を加速させるべき
このように、驚きと疑問を起点にアイデアを拡げて行くことが出来ます。
常に問題意識を持って、物事を様々な角度から考える姿勢が重要なんだね
何かを「思い付いた」時は、たいてい潜在意識の中で考え続けた結果です
アイデアを「培養する」段階だね
こちらのページで紹介した書籍『ブレーンハッカー』の考え方ですね
最終的には「一次情報から多くの知見を得られるよう、多様な経験を通して『ベースとなる能力』を磨くことが大切」という結論に至ります。
そのための意識づけとして、常日頃から「どんな疑問を見つけられるか」を創造的に組み立てていくというイメージを持っておくことが重要になります。
最後に
あなたの職場では、新しいアイデアが歓迎されていますか?
あなたは、職場のふとした瞬間に「疑問」や「驚き」を感じることが出来ていますか?
その答えが「NO」だった場合には、転職を考えることも1つの選択肢かもしれません。
新しいアイデアが歓迎されない職場なんてあるの?
いいから言われた通りにやれ、という職場は存在しますよ
時代は大転職時代へ
現代は、多様かつ高速の変化が生じる世界です。「終身雇用」「右肩上がり」の概念は崩れ、自分の身を守ってくれる存在は自分自身しかいません。
転職にはリスクを伴いますが、転職活動にはリスクがありません。御自身の「転職市場での価値」を知っておくことは、今後の社会を生き抜く第1歩となります。
これを機に、ぜひ転職エージェントに登録してみてください。