転職市場で評価されるような、創造性あるビジネスマンになりたいよ
そういった心配には2010年発刊『イースト・プレス社 ブレーン・ハッカー』を勧めます
ほとんどの創作は「異なったものの複雑な組み合わせ」だと述べる書籍
豊かな時代に求められるもの
現代は、モノに溢れた豊かな時代です。こういった時代にウケる製品やサービスを考案するためには、優れたアイデア創造能力が必要とされます。
アイデア創造能力をどうやって磨いたらいいの?
下記、一緒に考えていきましょう
アイデア創造の6段階
創造的なアイデアを出すためには、下記の6段階が要求されると考えられています。
- 問題を定義する:問題を見極め、全体像や階層構造を理解する
- アイデアを借りる:同じ分野から借りれば「盗人」だが、全く違う分野なら「天才」
- アイデアを組み合わせる:「問題の定義」を接着剤にする
- アイデアを培養する:考えることを小休憩し、無意識の潜在意識に任せる
- アイデアを識別する:アイデアの短所を除去し、長所を伸ばす
- アイデアを育てる:1から5を繰り返す
どうして最初に「問題を定義する」がくるの?
アイデアは問題を解決する手段だからです
下記、特に「1.問題を定義する」「2.アイデアを借りる」について詳しく考えていきましょう。
「1.問題を定義する」について詳しく
一般に問題の定義の仕方が、解決の方法を決めると言われています。書籍によっては「適切に問題を定義できた時点で、半ば解決したようなもの」と表現されている場合すらあります。
「リーダーの役目は問題定義」とする考え方だね
問題が適切に定義されてしまえば、あとは問題解決能力に優れたエンジニアやマネージャーがいればOKです
適切な問題定義にコツはないの?
ヒントとして「徹底した観察」が挙げられています
適切な問題定義のためには徹底した観察を行い、観察した現象の原因を突き詰めることが重要です。
「Data is new oil」という表現に代表されるように「ビッグデータ全盛の時代」となりましたが、その仕事の根幹には徹底した観察という泥臭い作業が依然として存在しています。
誰よりも先に「はっ」と気づく能力が大事になるんだね
「2.アイデアを借りる」について詳しく
アイデアをどこから借りてきたらいいか、見当もつかないよ
違う場所だが、似ているという場所は、たいてい似たような問題を解決している、と言われています
例えば、Googleは「ネット上であるページを探すことは、巨大な図書館である1ページを探すようなもの」と考えていた、と捉えることが出来ます。
優れたアイデアを創造できる人になろう
転職市場で求められるような「優れたアイデアを創造できる人」は、常に解決すべき問題を探求しています。
アイデアマンは「問題探究という主観」を通して世界を見渡していると表現できそうです
眼前の現象から明確な問題定義をするためには、優れた主観が必要となります。そのためには、常日頃から
- どんな問題を解決?
- どんな解決策を借りられる?
- どんな組み合わせが出来る?
といった事柄を考えることを通して「問題探究という主観」を磨くことが大切です。
なぜなら「アイデアを編み出す創造性」は、これから先も人間の仕事として残っていくと想定されるからです。
時代は大転職時代へ
現代は、多様かつ高速の変化が生じる世界です。「終身雇用」「右肩上がり」の概念は崩れ、自分の身を守ってくれる存在は自分自身しかいません。
転職にはリスクを伴いますが、転職活動にはリスクがありません。御自身の「転職市場での価値」を知っておくことは、今後の社会を生き抜く第1歩となります。
これを機に、ぜひ転職エージェントに登録してみてください。