独創的になりたいよ
自分なりの視座を持てるようになりましょう
独創性をめぐる疑念
現代では、様々なシーンで独創性が求められています。
独創的な企画が欲しい、とか言われるよ
しかしながら、多くの人が下記のような疑念を持っているのではないでしょうか。
独創性と言っても、その定義が分からない
これから、一緒に考えて行ってみましょう。
独創性とは
独創性とは「あなた独特の視座によってもたらされた組み合わせ」です。
多様な要素を、自分なりの視座に基づいて組み合わせることで達成できます。
創造性に、独自の視座という考え方がプラスされたんだね
創造性については、こちらのページで考えています
窓口さんは、どうして言葉の定義にこだわるの?
「あるべき姿」が明確でない状態では、目指す場所に到達できないからです
こちらのページで紹介した書籍『問題発見プロフェッショナル』の考え方だね
独創性について図解すると、下図のようになります。
独自の解釈とも表現できそうだね
優れた視座に基づく意見や創造物が、独創的だと讃えられます
自分なりの「思考の枠組み」を持つことが大切になりそうだね
体験などの一次情報から学び取る力の重要性は、こちらのページで紹介した書籍『イシューからはじめよ』でも強調されていました
優秀な人の考え方には共通点がありそうだね
具体例1:大前研一さん
世界的な経営コンサルタントとして名高い大前研一さんは、どのような視座をお持ちなのでしょうか。
大前研一さんの独自の視座は、下記の2つです。
- 地域国家論
- ボーダーレス経済
地域国家論は、国家単位ではなく「地域単位」で競争や発展が生じる、という考え方です。
ボーダーレス経済は、国境を越えて資金やヒトが飛び交う経済のことです。
地域国家論は「都市群経済」の話を思い出すね
こちらのページで紹介した書籍『チャイナ・アセアンの衝撃』の内容ですね
大前研一さんは、多様な情報源に接する際に上記の視座をとても大切にしているように見受けられます。
その結果として、近年のマレーシアの発展などに大きく貢献して来ました。
マレーシアは、首都クアラルンプールを中心とした都市群経済だね
アセアンを代表する都市で、今後の発展から目が離せません
具体例2:森岡毅さん
日本を代表するマーケターである森岡毅さんは、どのような視座をお持ちなのでしょうか。
どんな視座を持っている人なの?
「経営を数学的に捉える」という視座をお持ちです
下図に、経営と数学の関係性について整理しました。
非常に興味深い視座だね
森岡毅さんについては、こちらのページでより詳しく考察しています
最後に
自分なりの視座を持つことは、非常に大変です。しかし、自分なりの視座を身に付けることが出来れば、独創性という大きな価値を生み出すことが出来るようになります。
あなたの職務には、独創性を発揮する余地がありますか?
あなたの職場では、独創性が求められていますか?
その答えが「NO」だった場合には、転職を考えることも1つの選択肢かもしれません。
時代は大転職時代へ
現代は、多様かつ高速の変化が生じる世界です。「終身雇用」「右肩上がり」の概念は崩れ、自分の身を守ってくれる存在は自分自身しかいません。
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