スマホの次に来るであろう「スマートグラスのビジネス」について考えたいよ
「何に基づいた情報を投影するのか」に着目しましょう
スマートグラスとは
スマートグラスは、Googleが2022年度の年次開発者会議「Google I/O 2022」で開発中だと話題に出した視覚にデジタル情報を表示する製品です。
今回のGoogle I/Oでは「しゃべりかけられた外国語を、リアルタイムで翻訳して字幕表示する」という機能が披露されました。
Voice User Interfaceもここまで来たか
毎日、多くの人々が「OK, Google」と話しかけた成果でもあります
AIはデータで成長するんだものね
その様相は、下図のように表現できます
こういったスマートグラスには、どのようなサービスが組み込まれるでしょうか。以下、考えていきましょう。
予想されるサービス
スマートグラスは、視覚にデジタル情報を投影する製品です。
つまり、スマートグラスで提供されるサービスを考える論点は「何に基づき、どのような情報を投影するサービスなのかを考えること」と言い換えることが出来ます。
現状、考えられる「何に基づく情報か」は下記が挙げられます。
- 言語:同時翻訳の機能
- 視野:ARとして現実世界に投影
- 位置情報:道案内
- 検索履歴:オススメや広告の表示
- カルテ:患者情報の表示
言語は、Googleが発表したような内容だね
まだ開発中のようですが、非常に期待が持てます
視野へのARでは、例えば?
下記のようなアトラクションです
他にはないの?
「製品の修理方法」や「手術」などの手順表示があり得ます
位置情報に基づく道案内は、そのままだね
駅構内や巨大ショッピングモールで迷うことが無くなります
検索履歴に基づく広告やオススメは、どういうこと?
検索履歴は、その人の趣味嗜好を反映しています
つまり、どういうこと?
その人に合った広告を、眼前の商品に対してリアルタイムで表示できる、ということです
窓口さんのスマートグラスには、書店の前でビジネス書の広告が入る、ということだね
特別クーポンも付与されれば、吸い込まれるように書店へ入るでしょう
これも「仮想世界のAIに導かれる世界観」のひとつだね
最後、カルテに基づく患者情報の表示は、表現そのままだね
美容師や営業マンにも「顧客情報に基づいた情報の投影」は役立ちそうです
最後に
あなたが働いている企業は、スマートグラスからビジネスチャンスを得られる立場にありますか?
あなたが行っている職務は、スマートグラスの恩恵に預かれるものですか?
その答えが「NO」だった場合には、転職を考えることも1つの選択肢かもしれません。
時代は大転職時代へ
現代は、多様かつ高速の変化が生じる世界です。「終身雇用」「右肩上がり」の概念は崩れ、自分の身を守ってくれる存在は自分自身しかいません。
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