医療ビジネスについて知りたいよ
北原茂実さん率いる「医療法人社団KNI」を例に考えてみましょう
執筆者は、幸運にも北原茂実さんの講演を数回も拝聴する機会に恵まれました。
当ページの内容は、書籍や公式ホームページからの情報だけでなく、講演や質疑応答の内容も反映されています。
医療ビジネスとは
医療ビジネスとは、下記に挙げる
- 患者および健常者
- 病院を運営する団体
- 技術を提供する企業
という3つの要素を持つ「生まれてから死ぬまでを総合プロデュース」する事業です。
「喫茶店での癒し」なども含めて、「医療」という枠組みから、生まれてから死ぬまでを捉えることが重要です。
健常者は関係なくない？
予防医療という観点から重要です
確かに「病気にならない」が理想的だものね
技術会社はAIの提供などで重要です
また、医療ビジネスが行われる場所は、病院内も病院外も、どちらもあり得ます。
病院外の医療ビジネスって、例えば？
AppleのAppleWatchには心電図が付いています
病院外でも医療ビジネスのチャンスがあるんだね
下記では、医療法人社団KNIを例にして、医療ビジネスについて考えてみましょう。
医療法人社団KNIとは
理事長は北原茂実さんだね
医療法人社団KNIは、国内に6つの施設を持つ医療グループです。
また、理事長の北原茂実さんが代表を務める関連団体として医療みらい創生機構があります。
医療みらい創生機構は、対企業向けの窓口としての色が濃いです
また、代表を務める北原茂実さんは「病院を地域コミュニティの基点にしたい」ともお話しされていました。
どういうこと？
メディコポリス構想です
メディコポリス構想って？
城を中心とした城下町のように「病院を中心とした街」を作りたい、という考え方です
街全体に医療を浸透させる構想か
医療の「総合生活産業化」です
世の中を「医療」という形でフレーミングするってことだ
医療システムの輸出
北原茂実さん率いるグループは、下記の構図で医療システムの輸出を狙っています。
患者さんには何を導入するの？
日本企業との提携で得た先端技術です
海外には医療にまつわる技術やノウハウを輸出するんだね
すでにカンボジアに病院を構え、ベトナムやラオスの病院と提携しています
これからの輸出産業として期待大！だね
他の日本企業の取り組み
ヘルスケアはとても大きな産業なので、もちろん医療法人社団KNI以外にも多くの企業が参画しています。
例えば、大手商社である三井物産がアジア最大級の民間病院グループであるIHH Healthcare Berhadとの提携を発表しています。
また、ホームセキュリティ大手のSECOMは、インドで病院を共同運営しています。
日本の大手企業もヘルスケア産業に熱心なんだね
「健康に長生きしたい」という願望は永久不滅ですからね
あなたが働いている企業は、今後の躍進が期待されるヘルスケア事業に関与していますか？
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